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やねうらねこ

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うたう☆クラブ 第84回で栗木京子コーチの指導を受けました

 厨房の由緒正しき杓子たち戦ひ前夜のごとくかかりぬ (元歌)

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 料理用に玉じゃくしが何本も壁にかかっている情景でしょう。厨房とあるので家庭の台所というより、レストランを想像させます。「戦ひ前夜のごとく」に不思議なリアリティがありますね。まるで兵士の銃が並んでいるようです。完成度の高い一首ですが、「由緒正しき」がわかりにくく思われました。また、「かかりぬ」もまだ動かせる気がします。(栗木京子)
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 厨房の火に焦がれゐる杓子たち戦ひ前夜のごとくかかりぬ (改作1-2)

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 「火」を登場させたことで「杓子たち」にグッと迫真力がでましたね。「かかりぬ」は壁にかかっている、という状態なのですが、最後に「かかりぬ」だけ出て来るのが唐突に感じられます。「熱持つ」の改作案も「火」とぴったりしすぎのような…。このあたりをあと一息考えてみてほしいと思います。(栗木京子)
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(途中省略)

 厨房の火に焦がれゐる杓子たち戦ひ前夜のごとく列びぬ (最終稿)


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うしなひしものを土へとかへしつつこの雨は秋にしみてゆくなり
いつしらに月光浴ぶる母子像に背を向け煙草くゆらする父
佳作(今野寿美 選)

 草刈れば土よりむんとたち昇るドクダミの香に日射しが揺らぐ
200921_晴れときどき猫0
台風の去りたるのちをじやれあひて二匹の顔は『晴れときどき猫』

ほの白き鏡となりて秋の夜を映す水面に冷え冷えと月
2009014_中秋の名月0
高速で回転してゐる刃の光ゆるゆる浴ぶる時間のゆくへ
いつしらにベンチは月のひかり帯び記憶の夜を淵へ沈めぬ
茫漠たる荒れ地なるかな逃げ水を追ふまひるまのアスファルト道
木の陰にひんやり夏の水音の訪ふまひる髪切りし日の
十分の一しかできずペンも手も茹だる真昼に熊蝉の声

影  《風と戯る》

影といふ影みなのびをして秋のゆふぐれに待つ駅前広場
リポビタンDの空き瓶ひとつあり陽が落ちしのち駅のベンチに

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