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やねうらねこ

Author:やねうらねこ
やねうら的なところに棲んでいます。


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梟がネズミを咥へはばたきぬ 地表に落ちた風のざわめき
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大和とふ名を冠したる船がゆく漆黒の宇宙(そら) さらば地球よ
空港の夜のしじまを切り裂きて金属塊がふはりと浮かぶ
200125_時計塔

雪雲へ伸びて凍れる時計塔ときの刻みが影為す朝は
娘とふたり粉雪の舞ふ元日の社にむかふ風のゆく道
200125_ベンチ

誰ひとり居らぬことなど知らぬげにベンチ冬ざれ黙しゐる道
目の前に在るを知らずに過ごしきぬ刻ひそやかに山茶花の白
折り鶴の向かうの空をアオサギが翼ひろげて過ぎりゆきたり
壁にある耳に聞こえるやうに言ふ「けふも行くか」とああ独り言
白壁のつづく街並み遠くから聞こえくるのは春の足音
『存在の耐えられない軽さ』映像のプラハの春に流さるるもの
風を斬るフロントガラスの雪けむりまぢかに見ゆるけふの青空
子育てのやうに厳しき声作り叱咤叱咤の父のリハビリ
満ち来たる窓辺くじらの歌声に耳を澄ませば星のまたたく
水に棲む記憶がもどり細胞は夜の湯船で伸び縮みする
死滅するピロリ菌の断末魔 胃の腑ぐるるともの言ひたげに
日常を束ね綴ぢたる自分史は陽を浴びながら土へと帰る
超伝導上海リニア浮揚する高架の下を人力車ゆく
美男美女善男善女すべからく闊歩するべし千夜一夜を
龍の巣へとびこむ船に急告ぐる伝声管の甲高き声
粉雪の跳ねる路面で交差するヘッドライトの照らす道ゆき

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