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やねうらねこ

Author:やねうらねこ
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ほほつたふ滴のなかに秋はゐてあかあかと火が燃えてゐるのだ
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191122_大津の_昼の月

暮れなづむ青にぽつかり浮かぶ月かげ絵の兎ながめてゐたり
目に染むは汗か逃るる術の無き火事場のやうな夕焼けにゐる
浮浪児は科学を究めノックアウトマウスのん気に餌を食みてをり
ああ秋の深まりゆけりどこからか金木犀がにほひくるなり
はがされし壁に薄板貼るときの風すきま風封印をする
息ひそめドラキュラが血を吸ふやうにきみを引き寄せ口づけをする
191104_和歌浦の光る水面2

霜月の光弾くる川の面を影絵のふたりボート漕ぎゆく
あんなにも小さき地球青き星かぐやの空に昇りくるなり
191114_陽に透ける桜葉4

陽のなかに透けてゆく葉のさんざめく桜の樹下に明るみて立つ
青空に群れてひしめく桜葉のにごりなき赤地表を染めぬ
見上ぐれば雪の子どもが空うづめ舞い降りてくる夜話の語りに
めざましの鳴る直前に目覚むれば暗き朝なり霜月十日
伝言のぼたんを押せばセピア色めく君のこゑ耳に響けり
くるくると地球儀まはす窓の辺に暁のあか夕焼けの赤
血のなかに溶けし記憶が薄れゆく美声とともに眠る人魚の
滑空する磯ひよどりの腰の赤われの視界をゆつくりと過ぐ
道しるべ無きまま歩くひとりきり雲に隠れしノーザンクロス
姫路城にいちまいにまい皿数へいまもお菊の霊の息づく
幼き日の記憶の底に静もりし夜半の月の夢は朧に
陽のなかの上昇気流さらはれて秋シャボン玉ふはりふるふる
もみじ葉を染めて地表へ降る秋の陽に赤き血も透けて静もる
20071103103625.jpg

霧けぶる森は時空にたゆたひて過去へとこだまする鹿の声

選ばるることが迷ひを生むわれの車振らるるヘアピンカーブ
椋鳥の声かしましき朝の田に垂るる稲穂の黄金黙しゐる

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